出稼ぎに来ていた父母に合流するため |
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キム・ユスンさん
(女性 80歳) |
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足跡:慶尚南道→東京→川崎→東京→横浜→川崎 |
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《勉強家だった夫の思い出》 |
(夫は)本当にたまにしか働かない、いつもね、ネクタイ締めてスーツ着てるんですよ。それで仕事ができるわけないね。
中村「川崎の思い出っていうとどういう?」
キム「思い出っつってもね、あのう私の思い出は無いんですけど、主人がね人を集めるのがとても好きな人で、多摩川で花火なんかやるでしょう。遊びに来い遊びに来いて言ってね、飲んだり食べたりして遊ばせるんですよ。その時仕事すんのが私でしょう。・・そういうのが良い思い出ですかね。花火をやるっつたらおいでおいで・・(笑)。」
(略)
中村「旦那さんがお客さんを連れて来て・・。」
キム「それでまたね、桜の花が咲く頃のなるとね、花見に行こう花見に行こうって、毎日のように電話をして遊ぶんです。それでも多い時で100人は集まりましたよ。そういう事してるのが好きだった人みたいね、私が一人でカリカリして(笑)。」
中村「それはだって大変なのはお母さんですもん。」
キム「でもやっぱりしょうがないですもんね、みんなが喜ぶ顔見てると、たまに一年にいっぺん、お花見の時に顔見ると嫌な事なんか忘れちゃうんですよ。やっぱりそういうのが良い思い出なのかな。」
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<音声データなし> |
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