〈田舎の生活を免れるために渡日を望む〉
うちは百姓だったから、畑行って草とったりやってたのですよ。熱いときとか大変でね。「こんな仕事嫌だよ。日本に行きたいよ。」と言っていました(笑)。募集があったときに「行くんだ。行くんだ。」って行ってね。それで試験に通ったのです。そのとき、韓国から260人くらい来たのですよ。プサンからね。(ところが)はじめはがっかりしたのですよ。どんなところかなぁと思って、会社につれられて、入ったらもうねぇ、麻でもってやってるからね。麻をふかして、乾かして、会社に来るのですよ。
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