聞き書き実施担当者の感想のまとめ                
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鈴木宏子 / ウリハッキョ共同学習者  
 

*普段、ウリハッキョで共に学んでいる方から、今回ゆっくりお話を聞かせていただき、その生活の重さに言葉を失ってしまった。彼女は、年齢が私より、1歳上。同じ時代を生きてきたことになるが、私がのほほんと暮らしていた陰に、こんな人々がいたことに想いを至らせていなかった自分を恥ずかしく思うばかりであった。
*彼女は、日本で生まれ、終戦で韓国にかえり、40年後に再び日本に来て、20年を過ごした人。在日一世の側面とニューカマーの側面をもっている。
今回、時間をかけて聞かせていただいた中に、再渡日のハッキリした理由やそれからの生活の様子は含まれていない。彼女は、その部分はそれまでよりも一層厳しかったようで語りたくないという。
戦後、日本に来た人の抱える問題は、在日一世たちのようにどちらかというと画一的ではなく、個別的で、複雑であるとあらためて感じた。
彼女らは、少しでも自らの重荷を解き放ちたいと、トラヂ会やウリハッキョに通ってきているはず。そのことにしかっり向き合うために、彼女らの国・韓国の戦後の歴史を日本との関係の中でしっかり、学び、彼女らの背景を考えつつ対していかなければならないとつくづく思った。
*戦後派のハルモニ(?)たちの聞き書きをできる人から始める機はじゅくしつつあると、今回、あらためて、感じた。
 
名前 / 肩書き / 題名
矢野泉/大学教員/ハルモニとの再会
白鳥優子/大学院生/お世話になりました
増田みつ枝/社会人大学生・ハングル講師/聞き取りに参加して
中村裕之/高校教員/聞き書き 断章
大越貴子/大学教員人間は人を信じるもの
金子美沙/大学生/集中聞き書き事業に参加して
橋本みゆき/大学院生(当時)/残酷なインタビュー
猿橋順子/大学教員
黒川真理子/大学生/聞き取りを行って
金井美里/大学生
山田泉/大学教員/ハルモニへの聞き書きで感じたこと
青木美江子/おおひん地域在住/実際に生きてきた道、その思いを語る
青木美江子/鋼管通在住/「在日コリアンの生活史の聞き取り」からKさんと話して感じたこと
木下加奈子/団体職員/ハルモニの人生にふれて
柳澤綾乃/大学生/ほんの一言・・・。
☆カン・トッチョルさんへ☆
寺辻英恵/大学生/ハルモニの笑顔が輝いている理由(わけ)
鈴木宏子/ウリハッキョ共同学習者
飯島彩音/学生
石原たみ/学生/過去を語るということ