青木美江子 / おおひん地域在住 / 実際に生きてきた道、その思いを語る
私のグループは、75才になるパクさんと云う女性の話を聞く。
その中で特に印象に残ったこと、内容については記録にあると思いますので、私なりに感じたことを書いてみます。
・ 5才のとき、釜山から1人で船に乗り日本の下関に着いた。両親はすでにいない。釜山でメモを渡されていたので、下関で、チョゴリを着ている人みつけ、すがりつきメモをみせた。
・ 学校に行かれず、子守や方向をして生活し、17才で結婚し18才で子どもを生んだ。手先きが器用で、子どもを育てながら布団屋さんで縫い子もして賞状をもらった。
・ 夫はすでになく、子どもがマンションを買ってくれ今は1人暮らしをして快適な生活をしている。
・ 自分には名前が3つある。朝鮮にいた時と日本に来てから。
・ 学校に行ってないから書くことは思うようにならないが、話すこと読むことはできる。
・ 今までに病気をして手術もしたが、今は健康で、日常の生活の仕方など、特にあいさつをきちんとすることを心がけている。
・ 生まれはと聞かれると、「朝鮮」といつも云っている。韓国も北朝鮮もなく、朝鮮は一つだと思っているから、と、一つの筋をきちんと持っている。
以上のような話から、私自身まだまだ弱音ははいてはいられないと「生きる力」をもらいました。 |
|
|
|
|