木下加奈子 / 団体職員 / ハルモニの人生にふれて
穏やかな話しぶりからは想像ができないほど、本当に大変な苦労をされてきたハルモニ。
「私の人生何だったんだろうね。」その言葉が重く、今の私はハルモニのお話をどれくらいきちんと受けとめることができただろうか。聞き取りを振り返り、そのようなことを感じています。
兄弟の中、一人だけ学校に行けなかったこと、戦争中子どもさんを連れて疎開したこと、だんなさんを亡くされ、女手一つで子ども3人を育てるため無我夢中で働いてこられたこと、自殺考えたときのこと・・・・
今でも思い出して眠れないことがあるほどの出来事を、ハルモニはていねいに穏やかに話して聞かせてくださいました。
どんな状況におかれても、そのときそのときを一生懸命生きてこられたハルモニの生き方、人柄、子育ての姿勢など、人生の先輩として、女性として、見習いたいと思うことがたくさんありました。心に留めておきたいメッセージや教訓をいくつも伺うことができました。ハルモニから教えてもらったことを、しっかりかみしめていきたいと思います。
「私の話を聴いてくれてありがとう」その一言がうれしかったです。
こちらこそ、ハルモニにいくらお礼を言っても足りないくらいです。
またハルモニに会いに、一緒にお話をしに伺いたいなと思っています。
本当にありがとうございました。
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