旅の記録 
  
・唐戸市場
 ホテルでの朝食は、バイキング形式で、ふぐのフライや、ふぐのおかゆなど、下関ならではのメニューが並び、みんな大満足。朝食後、買出しに唐戸市場へ出かけた。(金芳子さんは下関にお住まいの弟さんが会いに来てくれるということで、ホテルに残られた。)
 市場では、この地は、古くから国内のみならず、海外との接点でもある交通の要。人と物品が集まり、交わり、自然発生的に通商が行われるようになったと言う。1924年に「唐戸魚市場」が開場、1933年に今の唐戸市場の原型とも言える「魚菜市場」が開場し、広く人々の食生活の拠点となって今日に至っている。
 ふぐ、鯛、はまち、いしもちなどが並ぶ鮮魚コーナーには、干しタラ、ミョンテ、キムチ、チンジャ、ゴマの葉などを置いている韓国食材の店も並ぶ。ちくわやかまぼこ、うに明太などの加工品、生花、地元の野菜、お菓子類など、時が経つのを忘れてしまいそうになる。
 
 
在日コリアン一世の炭鉱労働を学ぶ
下関・筑豊フィールドワークの旅
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