戦中、戦後の厳しい生活史を刻み、川崎の「発展」を重労働で支えた在日一世。その足跡をたどり、差別の醜さ、戦争の悲惨さを学び、同時代、同空間を生きた「わたしたちの地域の歴史」をもう一度確かめ合えたら・・・

  かわさきのハルモニ、ハラボヂたちの生活足跡 展示内容:

    はじめに
    第一の扉 「玄海灘を渡って」
       日本に渡ってきたわけ
       川崎に来たわけ
       1920年代〜1930年代 渡日 <前期、中期>
       関東大震災 1923年
       朝鮮人労働者の急増
       1930年代後半〜1945年 渡日後期
       戦時下のくらし

   第二の扉 「食べるためには、いろんなことをやったよ」
       解放―帰国準備
       日本―アメリカの朝鮮人敵視政策
       戦後のくらし
       住宅 住環境
       しごと
       教育 学校
       くらし
       さらに厳しい生活状況
       社会保障・健康
       入管体制 帰国運動
    第三の扉 「人権への歩み、在日二世の立ち上がり」
    第四の扉 「子や孫が生きるこの地で」